協賛店探訪

ふるさと出身の店主が営んでいるお店の探訪記です

首都圏十文字会協賛店探訪
【第4回】日本酒割烹 ひがん
 令和5年5月24日 (火)

首都圏十文字会協賛店探訪第4回は、六本木の「日本酒割烹 ひがん」さんです。
「日本酒割烹 ひがん」さんは六本木とは言っても六本木交差点の喧騒から遠く離れた知る人ぞ知る六本木の奥座敷ともいうべき七丁目の奥路地にひっそりと佇んでいます。

お店に入ったらまずはビールという、昭和な酒飲みの悪い癖にも嫌な顔をせずに出していただいたビールが「TOKYO BLUES」
こだわってますね~
さて、のどの渇きが収まったところで 、我々のために店主の千田さんがにっこりしながら勧めてくれたお酒は、秋田の「両関」と山形の「十四代」がコラボして醸した「花邑」、軽くふくよかな風味が堪らない。

さすがのこだわり。

さて、店主お任せのお料理でありますが、まずは、今が旬の「蕨のおひたし」しかも横手産とか。続いて「あん肝」と「イカの塩辛」渋いけど、店主のこだわりが たっぷり 詰まった酒飲み好みの酒肴、たまりませんね~
いよいよメインの「お造り」は華やかな設えでため息が出てしまいそう。 

今回は”協賛店探訪”というより”路地裏の隠れた名店探訪”という趣ですな。

店主の千田さんに伺ったところ、店名の「ひがん」は幻の銘酒「ひがん」をリスペクトして命名したとのこと。その銘酒「ひがん」も一杯だけいただきましたが、どっしりとした風味でさすがの風格でありました。
店主の千田さんは十文字町のご出身で、今年度から首都圏十文字会の協賛企業に参加いただきました。
今後とも、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

住所:東京都港区
六本木7-10-27
国分第二ビル2F

TEL:03-3475-3313

首都圏十文字会協賛店探訪

【第3回】うなぎ さんしょ

 2021年11月12日 (金) 

首都圏十文字会協賛店探訪第3回は、浅草の「うなぎ さんしょ」さんです。 
浅草は言わずと知れたインバウンド観光のメッカで、新型コロナの前は足を踏み入れるのが怖いくらいの賑わいでありましたが、新型コロナが勢いを増した時期、無人の仲見世の映像に衝撃受けたのは私だけでは無いと思います。
今回、久しぶりに訪れた浅草は、普段の賑わいに戻りつつあるように思えました。

「うなぎ さんしょ」さんは、浅草の国際通りから合羽橋道具街側へ少し入った通りにありますが、浅草にお店を開いて36年、現在の場所にお店を構えて29年の老舗の繁盛店、うなぎ一筋のお店です。
大将は根っからのうなぎ職人のように見えますが、お話を伺うと、脱サラでうなぎのお店を開いたという驚愕の事実が明らかに。
素人がうなぎをさばくなんて無理、無理。よくあるウエルカムジョークかと思ったが、大将はうなぎ問屋の社員だったという女将さんの一言で納得。

うなぎ料理は、出て来るまでにはそれなりの時間がかかる。従って、蕎麦前ではないけれど、鰻前がどうしても必要になる。早い話がまずは一杯となるんですねー、もちろん、飲兵衛の言い訳にしか聞こえない事はわかってますが。
さて、本日お願いしたのはうな重でありましたが、 お値段がうなぎ上りになって以来、お会いすることがほとんど無かったこともあり、目の前に広がる景色に思わず見とれてしまった事を告白します。もちろん、お味の方も申し分なしでありました。 

大将の浅賀さんは旧十文字町の荒田目のご出身で、首都圏十文字会の総会誌への広告掲載など、多大なご支援をいただいております。
今後とも、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

~大将と女将さんから一言~
この時期のうなぎも脂がのって絶品ですので、ぜひぜひ、食べにお越しください。


住所:東京都台東区西浅草2-25-7

TEL:03-3843-0344

首都圏十文字会協賛店探訪

【第2回】居酒屋 秋田屋

 2020年11月5日 (木) 

相鉄は神奈川県の片隅で細々と営業している私鉄というイメージでしたが、2019年11月に長年の悲願であった都心への乗り入れを実現し、首都圏デビューを果たしました。
相鉄お抱えの鉄ちゃんのようなコメントで始まってしまいましたが、首都圏十文字会協賛店探訪第2回は、その相鉄の特急で新宿から45分、横浜・二俣川の「居酒屋 秋田屋」さんです。 

 「居酒屋 秋田屋」さんは二俣川駅前にお店を構えて49年の老舗の繁盛店。取材にお邪魔した日は、夕方5時の口開けと同時の入店でしたが、仕事帰りのサラリーマンやご近所の方であっという間にテーブルが埋まってしまい、忙しそうに動き回っている大将やおかみさんにお話を伺うタイミングがなかなか取れない。
でもって、ついついグラスに手が伸び、取材のつもりがただの酔っぱらいになってしまったというていたらくでありました。(反省)

この日は新鮮なお魚を中心とした豊富なメニューの中から、絶品の生ガキと生ビールでスタート。日本酒の方は大将の古関文一さんが十文字町の出身という事もあり、秋田の銘酒を中心にラインナップしているのですが、中でもおかみさんの一押しは高清水の樽。これを目当てに来店する常連さんもいるというお言葉に直ぐに日本酒にチェンジ、樽酒のフレッシュな味わいとおかみさんの商売上手にすっかりやられてしまったという次第です。

飲んで食べて楽しい時間を過ごさせていただきましたが、次は、今回食べることが出来なかった名物のきりたんぽ鍋をお願いしようと思いつつ、お店を後にしました。
ごちそうさまでした。

~大将とおかみさんから一言~

これから美味しくなるきりたんぽ鍋もご用意してお待ちしております。ぜひぜひお越しくださいませ。

住所:神奈川県横浜市旭区
           二俣川1-37

TEL:045-363-4004

首都圏十文字会協賛店探訪

【第1回】そば処 あんどう

 2020年10月8日 (木)

新型コロナの影響で飲食業界は大変な状況にありますが、首都圏十文字会に協賛いただいているお店に少しでも元気を出していただこうという事で、飲みある記・食べある記をシリーズで発信する事にしました。その第1回目として、横浜・戸部の「そば処 あんどう」さんにお邪魔しました。 

「そば処 あんどう」は昭和2年に横浜・戸部の地に創業した老舗で、昭和の面影が濃い名店でありますが、敷居はいたって低く、ご近所の常連さんが ぶらっと蕎麦を手繰りに来るといった雰囲気です。

お邪魔した日は平日の午後でしたが、いきなり本命の蕎麦というのも何なので、まずは蕎麦前ということで板わさと卵焼きで一杯。平日の昼に飲む酒というのは、少々後ろめたくて実にうまいですよね。 

すまぬすまぬと言いつつ、もう一杯ということになるんですが、ここは取材と言う事で、お酒に少々未練を残しつつ締めは天ざるをお願いしました。

熱々の揚げたて天麩羅と細打ち麺、それに、タップリの海苔が食欲をそそる。お酒を残しておかなかったことを少し後悔しつつ、一気に啜ると蕎麦が幾らでも入る。ラーメンやうどんには無い蕎麦の軽さがいいですね~、ごちそうさまでした。

~店主三輪光彦さんから一言~

小さい頃、夏休みに母の実家がある十文字町に帰省し、祖父母と遊んだ楽しい思い出が今も忘れられません。これからも首都圏十文字会を応援して行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。

秋田の食材を生かしたメニューも提供しておりますので、横浜にお出かけの際は、ぜひお立寄りくださいませ。

住所:神奈川県横浜市西区
           戸部町4-107

TEL:045-231-6123